伸び悩む生徒こそ伸ばす、

理想的な個人教育です。

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叱り方

2017/02/27(月)

さて、先日ある場所で、二宮尊徳の銅像を見かけました。思わず懐かしさにしばし足を止めました。この方は200年も前、「可愛くば、5つ数えて3つ褒め、二つ叱って良き人となせ。」と、子どもの叱り方について述べておられました。子供を叱る時は、怒る(自分の怒りを子供にぶつける。)のではなく、「まず5秒数えて怒りを抑え、3つのことを褒めてから、2つ諭しなさい。」ということなのでしょう。叱るとは、子供自身に気づかせるため、冷静に諭す事なのです。親子間では困難かもしれませんが、ただ怒気をぶつけるだけでは、百害あって一利なしということは言えるかもしれません。

そういえば、太平洋戦争時、連合艦隊司令長官の山本五十六の名言にもあります。

「やってみせ、言って聞かせて、やらせて見せ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」

「やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

この言葉を、「連合艦隊司令長官」という絶対的権力を持つ立場から残しているところに、注目すべき点があります。

子どもに対し、上から押さえつける対応をするのではなく、子どもの最強の応援団長、最も身近なカウンセラーとして、日々接していきたいと思います。

家庭は、お子様にとって苦痛な場ではなく、癒しのオアシスでありますように。

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