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稀勢の里

2017/01/25(水)

さて、大相撲初場所で、大関稀勢の里が初優勝を成し遂げました。さらに横綱昇進というWの喜びとなりました。白鵬、琴奨菊、豪栄道・・という力士が優勝した時とは明らかに違う大きな感激がありました。稀勢の里には、いい所まで行くのに大事な一番でコロリと転がってしまう精神力の脆さがあり、昨年は年間最多勝という栄冠も手にしたのですが、優勝には無縁でした。「もう弱い稀勢の里は応援しない。もう横綱は無理」と何度も非難され続け、もう辞めたいと何度も思ったことでしょう。それを、「相撲は我慢。」と心に刻み、諦めず努力し続けた成果が出たのであろうと思います。優勝を決めた一番は、土俵際のピンチもありましたが、「支えられた気がしました。後ろから。」と本人が言うように、己の相撲道を信じ、愚直に貫いてきた姿を、相撲の神様は見ていたのでしょう。「自分一人ならここまで来られなかった。いろいろな人の支えがあった。人に恵まれていると思います。まだまだ物足りない部分がある、まだまだ強くなる。ここで終わりではないですから。」そう言う稀勢の里の今後に、エールを贈りたいと思います。

昨今では、燃える男の代名詞にもなっている松岡修造氏が言っていました。「100回叩くと割れる壁があったとする。でも、みんな90回まで叩いて途中で諦めてしまう。」 本当にそうですね。

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