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バスの中で
2016/11/29(火)
先日の朝、バスで博多駅まで行く車内でのこと。多くの生徒が通学のため、乗車していました。その生徒たちの様子は多様でした。ある生徒は、単語帳のようなもので一生懸命単語を覚えていました。今日は英語の週テストなのでしょうか? ある生徒は参考書を開き、揺れるバスの中で気の毒なほど体を揺らしながら、ラインマーカーで線を引いていました。ある生徒は、一心不乱でスマホを見ているので、何かと思って見ると、ゲームをしていました。ある生徒は、何か音楽を聴きながら目を瞑っていました。ある生徒は、ぼうっと外を眺めていました。…様々な光景が、約30分続いていました。この状況で、1日往復60分、1週間(月~土)で360分(6時間)、1か月で1440分(24時間)…と過ぎていくのかとしみじみ思いました。
「時は金なり」などという時間の浪費を戒める言葉。「雨垂れ石を穿つ」などという継続の大切さを謳う言葉。「今日の一針、明日の十針」という、今やることの大切さを表す言葉など、時を表す言葉が多数あります。人には、平等に差別なく、時間が過ぎていきます。その時間を生かすも殺すもその人次第ということでしょう。自宅から学校までが遠いというハンディを持った生徒は、ピンチをチャンスに変えることがとても大切だと思います。