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草を見ずして、草を刈る。
2015/09/29(火)
農家に伝わる諺に、「上農は草を見ずして草を取り、中農は草を見てから草を刈り、下農は草を見て草を取らず。」という言葉があります。
賢い農民は、雑草が生える時期を知り、栄養を取られないように進んで草を取ります。普通の農民は、雑草が生えてきたのを見て、しょうがなく刈り取ります。つまらない農民は、雑草をみても、「面倒くさい。後にしよう。」とすぐには動きません。その後、作物が育たなければ、天候や害虫のせいにして不平、不満を言います。
上農の偉大さは、雑草が生えているいないという外界の視覚に影響されていません。自分の役割を知り、喜びを持って、前向きに行動をしている点にあります。
みなさんの学習においても同じようなことが言えます。はつらつと前向きに捉え、積極的に攻めの学習をする人、しょうがなく、やらなければならないと思って受身の学習をする人、「面倒くさい、明日にしよう。」と後回しにして、どんどん溜めてしまい追いまくられてしまう人・・・。どれが、楽で能率的か一目瞭然ですね。
「心が変われば態度が変わる。態度が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば未来が変わる。」という言葉があります。「才能は有限。努力は無限」です。